「野球はわからない。けどグランド整備や練習のお手伝いをしなきゃ。。。」
「選手、監督やコーチの飲み物やお弁当を用意しなきゃ。。。」
「何かあると困るので父か母のどちらか必ず1日グラウンドにいなくては。。。」
「保護者会や父母会のとりまとめが大変だ。。。」
八王子ボーイズではこれらを選手・役員・事務局・指導者のいずれかが負うべき役割としています。それぞれが自分でやるべきことは自分でやるので、結果として保護者の方々に負担いただくことが少なくなった。これが現在のチーム状況です。
当然、保護者の方々のお力を借りずして円滑なチーム運営は成り立たず、お手伝いをいただかなければならないこともございます。
しかしながら、高校野球というステージに八王子ボーイズを卒団した選手たちが立った時、他の選手の模範となり、困ることのないよう「必要なことは自分たちがやる」という姿勢で選手・役員・事務局・指導者がチーム全体の決まりごととして取り組んでいます。
選手たちにいたってはまだ13,14歳ですが、何が必要かを自ら考え、動き、学童チームのときには保護者の方々に頼らざるを得なかった事の多くを自分たちの手で行うことができるようになっています。
保護者の方々のご負担が少ない分、そのような選手の成長もグラウンドでじっくりと観察いただけることと思われます。
グラウンド整備、環境整備、ボールひろい、ノックの補助、選手や指導者の食事や飲み物の準備、チーム内の雑用、グランドにお越しいただく方への対応等、グラウンド内で必要な事は選手・指導者・事務局で役割を明確化し、率先して取り組んでいます。
●保護者の方々から指導者たちへの接待・お世話等もいっさい必要ございません。
保護者の方々がグラウンドにお越しいただいた際でも、責任や役割にとらわれ作業に翻弄されることなく、じっくり、しっかりとチームの活動やお子さまの様子をご覧いただくことができ、保護者間の交流も真に深められることと思われます。
大切なお子さまを預けるチーム。保護者負担が少なくなった結果、チームへの関与が減り、閉鎖的なチームとなってしまっては本末転倒です。本気の子どもたちを本気で支援する事を実践するために、八王子ボーイズの環境は以下のようになっています。
●グラウンドへはいつでもお越しください。指導者たちの生の声を聞いていただけます。
●ブログやホームページを使い、事実に基づいたタイムリーな情報提供を心掛けています。
●必要な場合には個別のご相談にも積極的に応じています。
●NPO法人化により組織の透明性を高める仕組み作りを進めています。
●事務局主催で保護者向けの会合や親睦会を開催、交流・相互理解を深めるようにしています。